スマートロックは、スマホとの連携などで鍵の解錠・施錠ができる便利なシステムです。企業向けサービスのイメージがありますが、利便性が高いだけでなく、セキュリティ面の向上も期待できるため、一般家庭でも導入されています。
スマートロックにはメリットがある反面、デメリットもあるため、スマートロックを導入する際は特徴を把握したうえで検討しましょう。
本記事では、スマートロックの特徴やメリット・デメリット、選び方を解説します。
さらに、ITライターの伊藤浩一さんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した方:
ITライター 伊藤浩一
月間30万PVを超えるブログを運営。発信力が強みのITライター。ブログ「伊藤浩一のモバイルライフ応援団」主宰。
モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行い、アクセス数は月間30万を超えるブログとなっている。WEBニュースへの寄稿、モバイル関連書籍の執筆など多方面で活動している。
スマートロックとは、従来の物理的な鍵を使わずに解錠・施錠ができるシステムです。一般的に、通信機能を持った本体をドアに取り付け、Bluetooth®やWiFiでスマホなどの端末と連携させて解錠・施錠を行います。
物理的な鍵を必要とせずにハンズフリーでスムーズな出入りが可能です。また、鍵の紛失や盗難のリスクを軽減できるため、セキュリティ面の強化も期待できます。
なお、スマートロックにはスマホなどの端末と連携するタイプ以外にも、指紋認証や暗証番号などで解錠・施錠するタイプがあります。
スマートロックを導入する主なメリットを、それぞれ解説します。
一般的なドアは、鍵を探して解錠する作業が必要ですが、スマホと無線通信を行うスマートロックなら、ドアに近づくだけで解錠できます。
お買物などで両手が塞がっている時や急いでいる時でも、ハンズフリーで解錠できるため、スムーズに出入り可能です。
スマートロックは、スマホとの連携や暗証番号の入力、指紋認証などで解錠・施錠するため、物理的な鍵を必要としません。
そのため、解錠・施錠のたびに鍵を探す必要もありませんし、鍵の紛失や複製のリスクを軽減できます。
スマートロックの機能は製品によって異なりますが、スマホから遠隔で解錠・施錠できる機能が備わっている製品が多いです。
外出時に鍵の閉め忘れが気になった時も、離れた場所からスマホで施錠できます。
ほかにも、スマホで解錠・施錠の確認ができたり、不審な操作があった場合にアラートで通知してくれたりする機能が備わっている製品もあります。
スマートロックのなかには、アプリで合鍵を簡単に共有できる製品があります。このようなスマートロックであれば、アプリで合鍵の作成や変更が可能です。
家族用として発行するだけでなく、ゲスト用に一時的に利用可能な合鍵を作成できる製品もあります。
スマートロックは、オートロックやアプリでの解錠・施錠管理機能があり、鍵の複製リスクが少ないため、セキュリティ面に優れています。
また、期間限定パスワードやワンタイムパスワードの発行など、第三者に合鍵を渡す時も施錠・解錠の方法を選べる製品があり、容易に鍵を管理できる点も防犯強化につながります。
伊藤さん
スマートロックのメリットとしては、家族で利用する場合に合鍵の発行が簡単にできることです。家族の人数分だけ合鍵を複製する費用と手間を考えると、スマホアプリ上で合鍵を発行できるので便利です。
また、臨時で親戚などに合鍵を渡したい場合にも便利に活用できます。複数名で利用する場合、鍵の利用履歴をアプリ上で閲覧できる機能を搭載しているアプリもありますので、活用しましょう。
スマートロックにはさまざまなメリットがありますが、利用時はいくつかの注意点があります。以下では、スマートロックを導入する時の注意点を紹介します。
スマホと連携して解錠・施錠を行うスマートロックの場合、スマホのバッテリーが切れると操作できなくなります。
家の外でスマホのバッテリーが切れてしまうと閉め出されてしまう可能性があるため、外出時はスマホのバッテリー残量に注意が必要です。
なお、一般家庭向けのスマートロックには、後付けタイプがあります。後付けタイプのスマートロックであれば、それまで使用していた物理的な鍵で解錠も可能なため、万が一に備えて、外出時は物理的な鍵も携帯すると良いでしょう。
スマートロックは電池で稼働するため、定期的に電池の交換作業が必要です。
製品によって電池の寿命は異なりますが、電池が切れてしまうと解錠・施錠ができなくなるため、製品ごとの電池の交換時期を確認し、忘れずに交換しましょう。
なお、スマートロックによってはメインの電池が切れると自動で予備の電池に切り替わる製品や、バッテリー残量が少なくなるとプッシュ通知で知らせてくれる製品もあります。電池の交換忘れが気になる方は、このようなスマートロックを選ぶのも良いでしょう。
スマートロックの価格は数万円と低価格ではないため、導入するにはある程度の費用がかかります。費用面と利便性のバランスを考慮して導入を検討しましょう。
Bluetooth®やWiFiでスマホと通信を行うスマートロックの場合、無線通信を行うためハッキングのリスクがある点に注意しましょう。
基本的にはどのメーカーもセキュリティ対策を行っていますが、万が一ハッキングされてしまうと空き巣などの被害に遭う可能性があるため、利用者側のセキュリティ対策も大切です。
スマートロックには豊富な種類があるため、どのスマートロックを選べば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。以下では、スマートロックを導入する際の選び方を紹介します。
スマートロックは、大きく分けると「強力な両面テープでサムターンに被せるタイプ」と「工事によって穴を開けて鍵自体を取り付けるタイプ」の2つの設置タイプがあります。
それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。
| 設置タイプ | サムターンに被せるタイプ | 穴を開けるタイプ |
|---|---|---|
| メリット |
|
|
| デメリット |
|
|
一般家庭の場合は、後付けできるサムターンに被せるタイプが多く、出入りが激しい施設では穴を開けるタイプが多いです。それぞれ特徴が異なるため、好みの設置タイプを選びましょう。
スマートロックの解錠・施錠方法は、製品によって異なります。主な解錠・施錠方法は以下のとおりです。
スマホと連携して解錠・施錠できるタイプのスマートロックは便利ですが、スマホがないと利用できないため、家族全員がスマホを持っている必要があります※1。
家の出入り口に設置するスマートロックは、家族や来客も利用する機会が多いため、事前に特徴を把握して使いやすい製品を選ぶと良いでしょう。
伊藤さん
スマートロックを両面テープで後付けするタイプの場合は、ドアと鍵の形状に注意が必要です。形状によっては、スマートロックが付けられない場合があります。
また、スマートロックを両面テープで固定する場合、テープの強度にも注意しましょう。テープが剥がれてしまうとスマートロックがうまく機能しない場合があります。テープが剥がれないように定期的に確認すると良いでしょう。
スマートロックを導入するのであれば、WiFi環境を整えましょう。スマートロックは遠隔操作できる製品が多いですが、遠隔操作には基本的にWiFi環境とハブが必要です。
Bluetooth®のみの場合は通信範囲が狭いため、遠隔操作ができません。単純にドアの解錠・施錠のみを行う分にはWiFiがなくても問題ありませんが、スマートロックのメリットを最大限活かすのであればWiFi環境とハブを準備すると良いでしょう。
また、WiFi環境とハブは、ほかのスマート家電を導入する時も必要です。この機会にWiFi環境を整えてスマートホーム化を目指してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい記事
スマートホームについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
スマートロックは物理的な鍵を使わずに解錠・施錠できるシステムで、ハンズフリーで解錠・施錠ができたり、セキュリティ面の向上が期待できたりするメリットがあります。
一方、電池を交換する手間や導入時に費用がかかるなどのデメリットもあるため、特徴をよく理解したうえで導入を検討しましょう。
また、スマートロックを導入するのであればWiFi環境の整備をおススメします。
UQ WiMAXの5G対応ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、工事不要ですぐにWiFi環境が整います。
Wi-Fi 6※2にも対応しており、30台以上の同時接続が可能なため、家族全員の端末や複数のスマート家電をWiFiに接続しても快適に利用できます。
そのほか、UQ WiMAXではご契約者を認証したうえで通信を行い、無線区間では「AES」と呼ばれる暗号化技術を利用しているため、第三者によるハッキングなどの心配がありません。セキュリティ対策が充実しているため、安心してWiFiを利用できます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13

伊藤さん
スマートロックはBluetooth®経由で近くにある鍵で利用するだけでなく、WiFiに接続することで活用方法が広がります。
スマートロックを接続するWiFiに関しては、手軽に設置できるUQ WiMAXの5G対応ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」がおススメです。工事不要で設置できるため、スマートロックを導入後に簡単にWiFi環境を構築することができます。


