モバイルデータ通信とは？オン／オフの切り替え方法と通信量の節約をわかりやすく紹介

モバイルデータ通信とは

モバイルデータ通信とは、携帯電話会社が提供する携帯電話回線を利用したネット通信のことです。

モバイルデータ通信では、鉄塔やビルの屋上などに設置された「基地局」の設備から電波を受け取ったり、あるいは「基地局」に電波を送ったりして、通信を行います。

モバイルデータ通信をオフにするとどうなる？

モバイルデータ通信をオフにすると、スマホの利用でいくつかの制限がかかります。主な影響は下記のとおりです。

• 1

  ネットはWi-Fi接続時のみ利用可能になる

  モバイルデータ通信をオフにした場合、4Gや5Gなどの携帯電話回線を利用した通信ができません。実質、WiFiと接続するしかネットを利用できない状態となります。

  したがって、移動中や外出先などWiFi環境が整っていない場所でモバイルデータ通信をオフにすると、ネットを利用した情報検索や連絡ができなくなるので注意が必要です。

• 2

  バックグラウンド通信が停止する

  バックグラウンド通信とは、情報更新や通知など、アプリを画面上で操作していない状態で行われるデータ通信です。

  モバイルデータ通信をオフにしてスマホがネットと接続できなくなると、バックグラウンド通信が停止します。

  SNSのプッシュ通知が届かなくなる、最新のデータに同期されなくなるなどの不具合が生じる可能性があるため、オフにする場面は慎重に選びましょう。

• 3

  電話やSMSは引き続き利用できる

  モバイルデータ通信をオフにした状態であっても、電話やSMSは引き続き利用できます。音声通信とモバイルデータ通信は個別に独立した機能であるため、どちらかをオフにした場合も、もう一方が利用できなくなるわけではないからです。

  また、端末に搭載されたカメラで撮影する、写真フォルダの画像を閲覧する、時計機能でアラームをセットするなど、モバイルデータ通信が不要な機能も利用可能です。

モバイルデータ通信オフを利用するのはどんな時？

モバイルデータ通信オフは通信制限を回避するのに便利です。スマホの料金プランでは、データ通信容量の上限があるプランが多く、上限に達すると通信速度が制限されます。

制限が厳しいものだと、Webの閲覧など軽めの通信でもかなり低速化し、ストレスなく使うのが難しくなります。

モバイルデータ通信が繋がらない時はどうすればよい？

ここからは、モバイルデータ通信が繋がらない時の原因と対応方法を紹介します。いざ繋がらない時には、どこをチェックすべきなのか、確認していきましょう。

モバイルデータ通信をオフにする以外でデータ通信はどう節約する？

スマホのデータ通信を節約したい場合、モバイルデータ通信をオフにする以外にもいくつかの方法があります。

• 1

  アプリごとに設定変更する

  アプリによっては、個別の設定変更でデータ通信を節約できる場合があります。具体的には、動画アプリで再生画質を下げる、SNSアプリの動画の自動再生機能をオフにする、各アプリのデータセーバー（通信量を抑える機能）をオンにするなどです。

  特に使用頻度が高いアプリを設定変更すると、効率的なデータ通信の節約につながります。自分のスマホでよく使うアプリを確認し、個別に設定変更できないか確認してみましょう。

• 2

  大容量のアプリや動画はWi-Fiでダウンロードする

  ダウンロードに大容量を要するゲームアプリや動画サイトは、WiFiに接続した状態でダウンロードをする方法がおススメです。自宅のWiFiのほか、公共のフリーWiFi（カフェやホテル、駅など）も利用できます。

  なお、フリーWiFiは無料でネットに接続できて便利ですが、セキュリティ上のリスクが伴います。接続するフリーWiFiを確認し、信頼できる提供者のサービスを利用するなど、セキュリティ面に注意しましょう。

• 3

  動画をオフライン再生する

  YouTubeのお気に入りの動画や、動画配信サービスの映画やアニメなど再生時間の長い作品は、オフライン再生が有効な選択肢です。

  WiFiに接続した状態であらかじめ動画をダウンロードしておけば、ネット環境がない場所でもデータ通信量を消費せずに視聴できます。

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