スマホを使用していると、バッテリーの減りが早くなり、購入した時よりも使用時間が短くなることがあります。
スマホのバッテリーは劣化するため、減りが早くなったと感じたら、バッテリーの交換を検討してみましょう。
本記事では、スマホのバッテリー交換の目安や状態を確認する方法、交換する際の費用などをわかりやすく解説します。
格安SIMブロガーのべろりかさんにポイントも伺ったので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した方:
べろりか@格安SIMブロガー
神奈川県在住、東京都内で働く副業サラリーマン。私立大学を卒業後、新卒で家電量販店に入社し、携帯電話の担当者として勤務。トップ販売員やエリア責任者など、約10年間スマホ業界に携わっており、数多くのお客様のスマホ&固定回線の見直しを経験。現在はこれまでの経験を活かし、格安SIMを通して家計の節約になるような情報発信をしている。
スマホのバッテリーは長く使うほど劣化し、充電容量の上限が減っていくので、定期的に交換したほうが良いといわれています。
スマホのバッテリー交換の目安は2年~3年程度です。ただし、バッテリーの寿命はスマホの使い方や機種によって異なり、場合によっては交換できない可能性もあります。
下記のような症状が見られる場合は、交換を検討しましょう。
スマホで一般的に使用されるバッテリーは「リチウムイオン電池」です。コンパクトなサイズながら、たくさんの電力を蓄えられるため、スマホやパソコンなど、さまざまな家電製品に用いられています。
しかし、リチウムイオン電池は使用を続けると劣化し、充電可能な容量が減ってしまいます。充電可能な容量が減ると端末の起動持続時間が短くなり、同じ使い方をしても、すぐに充電切れになる可能性が高いです。
フル充電してもスマホのバッテリーが1日持たない場合は、バッテリー容量を確認し、バッテリーの交換を検討してみましょう。
スマホの充電速度が以前より遅く感じられる場合、バッテリーの劣化が原因のひとつとして考えられます。
リチウムイオン電池は充放電の繰り返しによって性能が低下すると、電力の受け入れ効率が悪くなり、フル充電までにかかる時間が延びるケースがあります。
充電器やケーブルに不具合がなければ、バッテリー自体の劣化を疑いましょう。
スマホ本体が以前よりも熱を持ちやすくなった場合、バッテリーの劣化が影響している可能性があります。
炎天下に放置したり、充電しながらゲームや動画再生など高負荷の操作を行ったりすれば発熱は起こりやすいものですが、カメラを起動しただけ、充電しただけでも熱を感じる時は、バッテリーの劣化を疑いましょう。
劣化したバッテリーは内部抵抗が増して少しの動作でも発熱しやすくなり、放置すると、バッテリーの膨張や発火リスクも高まるため、点検や交換を早めに検討してください。
普段使用しているなかで頻繁に端末がシャットダウンする場合、バッテリーの劣化が原因のひとつとして疑われます。
バッテリー残量が残っているのにアプリの起動に時間がかかった末に落ちてしまったなど、シャットダウンの過程は使用中のデバイスにより異なります。
べろりかさん
スマホのバッテリーは、一般的に2~3年で交換時期を迎えます。持ち時間が短くなったり、残量があるのに急に電源が落ちたりする場合は劣化のサインです。
また、フル充電しても1日持たないときは、設定からバッテリー容量を確認し、早めの交換を検討すると安心です。
スマホのバッテリーの状態を確認する方法は下記のとおりです。
| 確認手順 | |
|---|---|
| iPhone |
|
|
Android |
|
スマホを使用していて、充電がすぐ切れる、常に充電していないと持たないなど、不便に感じたらバッテリーの交換を検討しましょう。
なお、スマホのバッテリーの状態を確認する方法は、OSのバージョンや機種によって異なります。
バッテリーの状態を確認したい時は、使用するスマホの公式ホームページや取扱説明書で手順を確認しましょう。
スマホのバッテリーが劣化する原因と対処法を順番に解説します。
スマホのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、高温状態で劣化が早まります。
充電した状態でスマホのアプリを起動したり、動画を視聴したりするとバッテリーが熱を持つため、なるべく充電した状態ではスマホを使用しないほうが良いでしょう。
そのため、スマホを操作する際はなるべく充電器を外し、使用後に改めて充電するのが望ましい使い方です。
また、高温の場所に放置しているだけで劣化が進む可能性もあります。真夏の車内やビーチなど、高温の環境にスマホを放置しないように注意しましょう。
スマホのバッテリーが100%になっても充電している状態を「過充電」と呼びます。
過充電はバッテリー内部の状態を不安定にさせて劣化を早める恐れがあり、バッテリーの減りが早くなる原因のひとつです。
スマホのバッテリーを長持ちさせたいなら、充電を80%程度に留めておき、過充電の状態にならないように注意しましょう。
なお、最近は、過充電を防ぐ機能が搭載されたスマホもあります。
たとえば、iPhoneでは「バッテリー充電の最適化」機能があり、日常の使用パターンを学習して80%で一時停止し、必要なタイミングで100%まで充電する仕組みです。
Android端末でもXperiaなど一部機種では「いたわり充電」という名称で同様の機能を搭載しています。スマホを機種変更する際は、過充電を防ぐ機能が搭載されているか確認してみましょう。
スマホのバッテリー残量が0%のまま長時間放置すると、「過放電」と呼ばれる状態になり、バッテリーの劣化を早める可能性があります。
バッテリーを健全に保つためには、残量が完全にゼロになる前に充電を開始し、常に20~80%の範囲で使うのが理想的です。
日常の使い方を少し工夫するだけで、バッテリーの寿命を大きく伸ばすことができると覚えておきましょう。
スマホを高温多湿の環境で使用したり保管したりすると、バッテリーに大きな負担がかかり、劣化を早める原因になります。
特に真夏の車内や日差しの下などは想像以上に高温になりやすく、短時間の放置でもバッテリー性能が低下しやすいです。
また、多湿な場所では内部に結露が生じ、基板やバッテリーに悪影響を及ぼす可能性を否定できません。
スマホを保管する際は直射日光を避け、風通しの良い場所を選ぶのが理想です。
スマホの充電に非正規品のケーブルを使用すると、バッテリーに不要な負担がかかり、劣化を早める恐れがあります。
なかには電圧や電流が安定せず、発熱や動作不良の原因になる粗悪な製品も存在します。
たとえば、iPhoneの場合、「MFi認証(Made for iPhone)」を取得しているかどうかが安全性の目安です。Androidなら、メーカー純正のケーブルやPSEマーク付きの製品を選ぶと安心です。
スマホの設定によっては、日常的に電力を多く消費してしまい、バッテリーに大きな負担がかかります。
たとえば、常にディスプレイの明るさを最大にしている、自動ロックを設定していない、不要な通知を頻繁に受け取っているなどの使い方は、電力消費が多くなりやすいです。
結果として充電の回数が増え、バッテリーの劣化を早める要因になります。
iPhoneなら「低電力モード」、Androidでは「省電力モード」などが用意されており、これらを活用することで電力の無駄遣いを抑えることが可能です。
モードを必要に応じて切り替え、画面の明るさを自動調整に設定する、使用していないアプリの通知をオフにするなど、こまめな見直しを行って電力消費を抑えましょう。
スマホのバッテリーは水のなかに落としたり、地面に落ちたりするとダメージを負い、劣化が進むことがあります。
また、水没や破損による物理的な問題が発生していると、発熱や発煙の原因となる可能性もあります。やけどや火事につながる恐れもあるので、水没や破損の際は、放置せずに修理に出すか、機種変更をおススメします。
水のなかに落とした、あるいは地面に落としてからスマホのバッテリーの調子が悪い場合は、スマホのバッテリーの交換をおススメします。
べろりかさん
スマホは過充電や充電しながらの長時間使用、高温多湿の環境放置などでバッテリーの劣化が進みます。充電完了後はケーブルを外し、真夏の車内など高温環境での使用は避けましょう。
水没や落下によるダメージでも劣化は加速します。発熱や発煙の危険があるため、不調を感じたら早めに修理や機種変更を検討してください。
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スマホのバッテリーの交換の方法はiPhoneとAndroidで異なるので、順番に解説します。
iPhoneのバッテリーを交換したい場合は、Appleに依頼しましょう。
Appleでは、iPhoneのバッテリー交換を有償で対応しています。バッテリー交換の金額は機種にもよりますが、iPhone 14の場合の見積額は15,800円です。
なお、AppleCare+に加入しており、iPhoneの蓄電容量が本来の80%未満に低下している場合は、保証期間内であれば無償でバッテリー交換に対応してくれます。
AppleCare+(有料)はApple製品専用の保証サービスです。
加入すると無償のバッテリー交換のほかに、故障時の修理代金が安価になり、新品や新品同等の端末との交換をしてくれるサービスが利用できます。
iPhoneでバッテリー交換を行う場合の手順は下記のとおりです。
「iPhoneのバッテリーサービス」にアクセスする
「お見積もり」で自分のiPhoneのモデルを選択する
見積額を確認して「お手続きはこちらから」を選択する
「持ち込み修理」か「配送修理(オンライン手続き)」のどちらかを選択して指示に従う
iPhoneのバッテリーを交換する方法は、「持ち込み修理」か「配送修理(オンライン手続き)」の2種類があります。
「持ち込み修理」は近くのApple 正規サービスプロバイダかApple Store、修理取次窓口にiPhoneを持っていき、その場でバッテリー交換を行う方法です。
混雑具合にもよりますが、即日でバッテリーの交換ができる可能性もあります。
「配送修理(オンライン手続き)」は手続き完了後、Apple指定の宅配業者にiPhoneを預けて、Appleリペアセンターでバッテリー交換を行う方法です。
バッテリー交換が終わると自宅まで配送されますが、戻ってくるまでに5日~7日ほどかかります。
バッテリー交換にかかる費用は変わらないので、自分の都合に合った方法を選びましょう。
Androidの場合、バッテリーが取り外せる機種と、内蔵されている機種の2種類に分かれており、次のように方法が異なります。
| バッテリーを交換する方法 | |
|---|---|
| バッテリーが取り外せる機種 | 通信会社のオンラインショップやECサイトでバッテリーを購入して、自分で交換する |
| バッテリーが内蔵されている機種 | 通信会社に依頼して、バッテリーを交換してもらう |
バッテリーが取り外せる機種の場合、自分で新しいバッテリーを購入して、古いバッテリーと交換できます。
ただし、失敗する可能性があるため、あまりおススメできません。
また、機種によってバッテリーの交換の仕方は異なるので、スマホの公式ホームページや取扱説明書で確認してから行いましょう。
バッテリーが内蔵されている機種の場合、自分で交換はできません。契約している通信会社にバッテリー交換を依頼します。
ただし、機種によってはバッテリー交換が対応していない可能性もあります。
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スマホのバッテリー交換にかかる費用や相場を、iPhoneとAndroidにわけて順番に解説します。
iPhoneのバッテリーの交換にかかる費用は下記のとおりです。
なお、AppleCare+に加入していて、iPhoneの蓄電容量が本来の80%未満に低下している場合、保証期間内であればバッテリー交換が無料です。
| 機種 | 交換費用 |
|---|---|
| iPhone 17 Pro Max | 19,400円 |
| iPhone 17 Pro | |
| iPhone 17 | 15,800円 |
| iPhone 16 Pro Max | 19,400円 |
| iPhone 16 Pro | |
| iPhone 16 Plus | 15,800円 |
| iPhone 16 | |
| iPhone 16e | |
| iPhone 15シリーズ | |
| iPhone 14シリーズ | |
| iPhone 13シリーズ | 14,500円 |
| iPhone 12シリーズ | |
| iPhone 11シリーズ | |
| iPhone Xシリーズ | |
| iPhone 8シリーズ | 11,200円 |
| iPhone 7シリーズ | |
| iPhone SEシリーズ |
iPhoneの場合は、「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」(有料)※1も用意されており、Apple公式の保証サービスAppleCare Servicesの製品保証や修理サービスが提供されます。
Androidのバッテリー交換費用は、機種や通信会社、補償の有無によって異なります。
たとえば、UQモバイルの場合、「故障紛失サポート ワイド with Cloud」(有料)※1に加入していれば、故障・紛失・盗難など、トラブル時にサポートが受けられるサービスです。スマートウォッチやイヤホンなどの周辺機器までワイドにサポートします。
スマホの通信会社を選ぶ時は、UQモバイルのように、保障が充実している会社を選ぶと便利です。
スマホのバッテリー交換前にやっておいたほうが良いことを順番に解説します。
スマホのバッテリー交換を行う際は、万が一に備えて事前にデータのバックアップを取っておくことが重要です。
作業中に予期せぬトラブルが発生した場合、写真や連絡先、アプリの設定などが消失したり、端末が初期化されたりする可能性があります。
iPhoneであればiCloudやiTunes、AndroidならGoogleドライブやSDカードを使ってバックアップが可能です。
大切なデータを守るためにも、バッテリーを交換する前にバックアップを作成しましょう。
スマホのバッテリー交換は、Androidのバッテリーが取り外し可能な機種以外は、自分で交換したり、非正規店に依頼したりせず、正規店に依頼しましょう。
iPhoneや電池内蔵型のAndroidのバッテリーを自分で交換する方法はあります。しかし、自分で交換すると、深刻な故障を招く恐れがあるため推奨できません。
また、駅の近くや商業施設などでスマホのバッテリー交換を受け付けている店がありますが、メーカーから認められていない非正規店の場合もあります。
非正規店でバッテリー交換を依頼すると、バッテリーが純正品ではない可能性があります。
さらに、一度非正規のお店で部品を交換してしまうと正規のお店での修理サポートが受けられなくなるので、注意が必要です。
iPhoneの場合は、Apple 正規サービスプロバイダが正規店です。Apple 正規サービスプロバイダで依頼すれば、Appleの規定に則った修理や純正部品の提供を受けられるので、安心して交換を依頼できます。
スマホのバッテリー交換を正規店に依頼したい場合は、自分のスマホの補償契約や機種を確認し、対象店舗を調べた上で、来店予約や問い合わせを行いましょう。
スマホのバッテリーは2年~3年程度使用し続けると劣化して充電容量の上限が減ります。充電容量の上限が減るとスマホの使用時間も短くなるため、不便に感じたらバッテリーの交換を検討しましょう。
ただし、スマホの機種によっては交換用バッテリーの製造や提供が終了していたり、そもそもバッテリー交換に対応していなかったりする場合があります。そのため、バッテリーの減りが早くなったら、スマホの買い替えを検討する機会と考えても良いでしょう。
UQモバイルではiPhoneやAndroidなど、さまざまなスマホを販売しています。
スマホのバッテリー切れを気にせずに使用したい方は、iPhone 16やiPhone 16e、Google Pixel 9aやOPPO A5 5Gのようなバッテリーの容量が大きいスマホに買い換えることもおススメです。
べろりかさん
正規店以外でのバッテリー交換は、純正品が使われない可能性や修理後サポート制限などのリスクがあります。長期的な安全と保証を考え、正規サービス店での交換を推奨します。
また、UQモバイルでは大容量バッテリーの機種も多数あるため、バッテリーの劣化時は交換だけでなくスマホの買い替えも選択肢に入れましょう。
iPhone 16

iPhone 16e

Google Pixel 9a
OPPO A5 5G

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